2006年07月14日

リトアニア 9

リトアニア第三の町クライペダはバルト海に面し、以前はドイツ帝国の東端の町でした。
今はたくさんの観光客が訪れる近くのリゾート地の拠点となっています。

カウナスからここもバスで3時間半。
やはり車窓に広がる景色は広々と見ていて飽きません。

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白いぼんやりしてるのがタンポポの綿毛

クライペダは琥珀の産地。
琥珀博物館があったり、日本の久慈市と姉妹都市になっています。
港として栄えたこの町には運河があり、その近くに観光客で賑わう劇場広場には小さな乙女の像がありその周りには琥珀を売る屋台が並んでいます。

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ここでは安いお土産用の琥珀がたくさん売っていて、手芸用や加工用にいくつか買いました。
そしてバスで一時間、彼女が昨年ボタン等に加工してもらったお店にのあるパランガに向います。

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高級な琥珀を置いてある店舗上の2Fで加工してくれます

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なかに虫が見えるものは、お守りにもなり肉眼でよく見えるものは高い

琥珀は汗に強く軽いのでブレスレットやネックレスにもいいそうです。
私は帯止めに加工しようと思ったのと、ワンボタン用に3個ほど穴を開けてもらいました。
第二の目的琥珀も買ったので後は観光。
夕陽が名物の海に突き出た桟橋に向います。

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延々と続く通りの道沿いにはたくさんのみやげ物屋やレストラン、遊具施設

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イベントの楽隊とすれ違ったりしながら、かなり歩いてやっと桟橋に到着。

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白夜ですので、夕陽を見ようなんて日没なんか待っていられません。
クライペダのホテルに帰りついてもまだ明るい…。




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リトアニア 8

今回の旅の目的、リネン工場を訪問する日です。
英会話を習っている友人が、いろいろ調べ何社かとコンタクトを取って今日の一社になりました。
カウナスからバスで3時間半。

バスの外は相変わらず緑が広がり数週間前ならさぞタンポポがきれいだったことと思われる、綿毛の広がる平野。
西洋タンポポなので綿毛も大きく、広がる景色の一色としてこれもまた素敵。
目を凝らして車窓を見ているうちにフラックス畑と他の麦畑や牧草のような畑との違いがだんだんわかってきました。


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広く続くフラックス畑 葉先の色がかすかに違う

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車窓から何度か見かけたコウノトリの巣


訪問した会社は、近代的な建物で敷地内に広い工場がありました。
部屋に通されて生地サンプルを見たり注文したり。
もちろん英語のできない私は大人しく、交渉は彼女にまかせ鋭く?サンプル表チェツク係。
輸出部門担当のダリーさんは、英語のできる好印象のキャリアウーマン。

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外観の一部

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玄関を入ってすぐのディスプレイ

買い付けも終わり、雑談のときフラックスの花が見たかったと言うと「まだ早い。あとで商品と一緒に写真を送ってあげる」と約束してくれました。
昼食時間をかなり越えてるので、工場見学は諦め入り口の直売所で色のきれいなリネンのハギレを買いバスターミナルに。

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各方面行きがある地方のバスターミナル

乗客は6、7人で、今までで最高の古いバスに乗車。
「やはり外国の赤の色は違うねえ」などとリネンを眺めているうちに二人ともうたた寝。
ボンッという大きな音に飛び起きると、車内は煙と埃。
まさかテロ!?と、荷物を抱きかかえバスから飛び降りました。

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バスに寿命がきたようで、修理不可能と運転手さんも穴の開いた車内や道路に飛んでいるエンジンの一部を見て諦めた様子。
携帯で連絡をとり、若い女性は彼が来て、しばらくして来た車で三人去り、残るは運転手さんと終点まで行く私達と男性一人。

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オオイヌフグリかと思ったらよく見ると違っていました

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退屈なので草を写したりタンポポの綿毛を飛ばしたりしていると、珍しく馬車に乗ったおじさんがやってきました。

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私達の前で急に馬車を止め、飛び降ります。
カメラを向けたので気を悪くして叱られるのかとどきりとしました。

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ガタガタと荷物を置きなおし、手綱を持ってこちらを見ます。
そしてポーズを取って早く写せ、ってパフォーマンス。
お茶目なおじさんに、「アチュー!!」(リトアニア語でありがとう)

後続のバスがやってきてそちらに移動。
あんなに待たされたのに、料金はきちんと取られました。

まあアクシデントもあったけど目的のひとつが終わり充実した気分でカウナスの町の散策です。
彼女は私と正反対で、きちんとガイドブックに載っているところなどを見て回ります。
今回は二度目ということで、「まあええやん。この辺でのんびりしよう」派の私に合わせてくれました。

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カウナス城 周りは広い公園になっていて向こうには川

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途中の木の、気になった葉っぱ
行く前も今も覗く『ラトビアに嫁に行くか』のブログで正体解明

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夕方でも日は高く、逆光のため暗い

商店街は日本のようなアーケードではなく中央に緑の木がずらりと並び木陰のアーケード。
その下のベンチで休んでいる人もいれば、オープンカフェでお茶とおしゃべりを楽しんだり、レストランの前では軒先用意されたテーブルで緑を眺めながら食事。
人と商店と自然がひとつになって、日本の商店街もこんなだったらいいのに…。

乾杯したワインの酔いも心地よく、明日は二つ目の目的琥珀です。






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2006年07月12日

リトアニア 7

この日は先に出発し、ウクライナやポーランドを回っていた友人と会う日。
ここヴィリニスからバスで1時間半くらいのところにあるカウナスという街で、彼女は夜行列車でポーランドから朝7時に到着してるはず。

待ち合わせは3時、宿泊予定の『メトロポリスホテル
私は一人で杉原記念館に寄って、ホテルに行くことにしました。
ヴィリニスのバスターミナルで出発間際まで待ったのにバスが来ない。
端のほうに停まっていた送迎バスだと思っていたマイクロバスがそうでした。
出発寸前で次の人は断られたけど私はOK、ということで滑り込みセーフ。
満員で座る席がなく運転席横の補助席を降ろしてくれました。

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バスの切符はこのレジで(レシートのようなものを渡してくれます)

ところがこのバスの飛ばすこと飛ばすこと!
補助席なのでシートベルトはなく、左ハンドルの追い越しはスリルがありすぎて下手なジェットコースターより迫力があります。
予定より15分も早く着きましたが、足は硬直状態。
ストレッチを兼ね記念館まで、地図を片手に荷物を担ぎ歩いていくことにしました。


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行く途中の民家の庭には、日本で見かけるボタンやあやめの花

見るからに日本人の旅人とわかるのか、途中であった女の人が「センポー」(千畝)と言って階段を指差しました。

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上にふくろうのいる門のような階段

ところがこの階段、心臓破りの坂なんて言葉がありますが、まさに心臓破りの階段。
さすがの私も歩いてきたことに後悔しつつ、かなり歩いての静寂な住宅街の中にありました。

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入り口がわからず一回りしてきたら、自転車を停めながら男性が日本語で「入り口はあちらです」。
彼は日本に一年間留学していたそうで、「日本語難しいです。丁寧語、尊敬語、そして謙譲語特に難しい」と流暢にしゃべりながら建物の中まで案内してくれました。
当時の領事館とはいえ、小さなこじんまりとした館内です。
そのままの部屋が復元され、訪れた人の記帳に一時間ほど前に高知県からきた夫妻の名前が。

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ここで手が腱鞘炎になるほど旅券に名前を書き続けた

別室ではビデオがあり日本のシンドラー杉原千畝と注目を浴びるまでの彼の苦悩やその後がよくわかり、涙腺のゆるい私のハンカチは汗と涙でぐっしょり。

閑静な住宅地には美しい建物や庭。
現在リトアニアの首都はヴィリニスですが、ポーランドに統治されていたころはここカウナスが首都でした。
建物も公園もゆったりとしていています。

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荷物の重さに閉口しながらも散歩を楽しんでいるうちに、方向音痴の私は道に迷ってしまいました。
行けども行けども小鳥の声と深い緑木々の中…。

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この後迷路のような公園から道路に出たけど、それからも大変

やっとの思いで3時前にホテルに到着。
うれしい母国の言葉。旅の話や明日からの予定など話はつきません。
ビールとワインで乾杯しつつの夕食を終え、明日早朝出発のため早めにベッドに。

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メトロポリスホテルは、今回の旅で一番気に入ったホテル。
二人で¥5000(朝食付き)という安さなのに、古いホーローのバスタブがついて二人とも感激。
朝食はここの関連のホテルまで歩いて行くのですが、かなり豪華でまたまた感激。
日本人の団体旅行者にも朝食会場で会いました。
残念なことに入り口の写真を撮り忘れたのですが、重厚な回転扉(確かに古いけど)。
多くの旅人がたどり着き安堵の気持ちでドアを押し、不安や希望に満ちながらドアを押して旅立ったことでしょう…。
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2006年07月10日

リトアニア 6

一月近く前の旅のことをブログに書くので、ちょっと変な気分です。
もう旅のことはいいって思われてるかなあと思いつつ、楽しんでますなんてメールをいただくとついつい。
で、ここからが肝心のリトアニア編。
旅の整理も兼ねて、ご訪問の皆さまあと少し旅の話にお付き合いください。


朝食後はリーガの駅横からバスで5時間半、国境を越え隣国のリトアニアに向います。
(列車よりバスが便利)
市内を過ぎると周りは緑の平原だったり一面の菜の花畑だったり。
道沿いに民家はほとんど見当たらず、ところどころにバス停の簡単なベンチ。

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燕の飛び交うごくごく簡単なゲートでパスポートを渡し、これで無事国境を越えリトアニアに入国。
両国とも道路の工事中が多く、簡易信号で一通になり待たされてばかり。
以前外貨を稼ぐには観光が一番なんて聞いたけど、来年より通過がユーロになるので観光客誘致を見込んでの工事なのでしょうか。

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一眠りしているうちにリトアニアの首都ヴィリニスのバスターミナルに到着。
今度は忘れず駅前の両替所で、今までのラッツからこの国のリタスに両替。
ホテルは歩いて数分のところで、部屋はビジネスホテルですが屋根裏風の天窓付き。

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天窓を開け、覗いた景色


お昼もかなり過ぎ、おなかペコペコでやはり世界遺産の旧市街で食事。
こちらの郷土料理のじゃがいもでできた大型餃子のようなものに、サワークリームがかかっています。

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古い建物を生かしたしゃれたレストランでしたが、クッションも糸節を生かしたもの。
手芸の参考になるかなあ…。

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食事を終えて外にでるとすぐ近くに、小さな博物館もも兼ねたリネンの専門店リナス

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リナスを出て、町並みを眺めながら歩くことにしました。

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チョコレート屋さん 好みを少しずつ選んで量り売り

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洗練されたリネンの服のお店 シワ加工がこちらでは珍しい

先ほどのリネンのお店リナスから少しのところに、より素敵なリネンのお店Lino namaiを発見。
来る前に見たネットショップと同じ生地使ったものもありました。
後でわかったのですが、このお店はリトアニア国内に三箇所、私が旅した各町にありました。

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店内には縫製もしっかりしていてしゃれたリネン小物、レースや生地

一度ホテルに帰り、夕食はアヴィリースという、自前の小さなビール醸造所があるレストランに。
珍しい蜂蜜ビールを注文してみましたが、意外に美味しい。
ここのコースターはそのままポストカード使えます。

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食事を終え外に出ると、旅に出て初めての日暮れ。
目の前のアカデミック・ドラマ劇場の入り口上には澄んだ月…。

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近くの大聖堂前の広場ではコンサートがあったのか、たくさんの人。
初めての夜景と流れるような人々に、旅人気分でホテルにと向いました。


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2006年07月05日

ラトビア 5

一夜明けて、今日はホームレス風の重ね着ファションでをしなくても、まずまずの暖かさ。
ラトビアのリーガは、リトアニアに行く前に観光目的で寄った町。
馬にまたがった騎士団に出会いそうな中世の雰囲気が漂うリーガの旧市街を一日ゆっくり散策です。

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ホテル近くの教会


まずは新市街の中央市場に出かけました。
ヨーロッパ一といわれるだけあって、屋内や屋外の敷地はかなりの広さ。
肉、魚、乳製品からパンにお菓子、日用品までが五つの大きなドームに品物も人も共にひしめいてるって感じです。
このドームはドイツのツェペリン飛行船の格納庫が使われているとか。

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屋内市場

屋外も手仕事の木製品、ニットや毛皮、そして巨大な園芸店のような広さで花や苗が延々と続き、野菜やフルーツの屋台も延々と。
人々の生活の息吹が感じられて、旅先の市場は大好きです。

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屋外市場


買ったチェリーを摘みながらダウカヴァ川沿いを歩いたりして、再び旧市街に戻りガイドブックを片手に観光です。
街の建物や教会などにはそれぞれに古い話が残されていて、それらを読みながら散策するとガイドなしでも楽しめます。

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猫の家と呼ばれ、ここにもひとつの物語が


聖ペテロ教会。この塔は何度も火災に遭って立て直されました。
縁起を担いだちょっとしたおもしろいお話があります。
塔を立て直した際、建築責任者がその塔の上にある雄鶏にまたがってワインを飲み干しグラスを下に投げ落とす。その割れたグラスの砕けた数が塔の存続する年数を占うことになっていたのですが、投げたグラスがたまたま通りかかった荷馬車のワラの上に落ち一片かけただけ。
街の人々は皆真っ青になったそうですが、200年近く何事も起こらなかったなどと、なんだか光景が浮かんでくるようです。
塔は展望台になっていて街が見渡せますが、あるのは手すりのみで高所恐怖症にはかなりきつい。

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新市街と旧市街の展望


こじんまりとした工芸館や博物館もいくつかあり、工芸博物館を見学。
でもさまざまな戦争の被害に遭ってきたラトビアには、バルト三国の近代史を垣間見る軍事博物館、占領博物館、バリケード博物館などがあります。

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後記の博物館は怖くて気が進まず工芸博物館のみ(切符売り場の薔薇)


リーガ大聖堂のパイプオルガンが素晴らしいと知ったけど、明るくても8時を回っていたので残念。
大聖堂前の広場は一部ベンチが置かれていますが、石畳が小波のように広がり「百万本の薔薇で埋め尽くされた広場」かのようです。

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日が沈まないので一日が長く、歩きつかれ郷土料理の夕食を終えホテルに。
外ではホテルの中庭でパーティの最中。
フロント横のロビーのクッションの柄が気になって、忘れずに写真を。
さてさて足のストレッチでもして眠ることに。

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実物の方が色も柄もずっといいのですが


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2006年07月04日

ラトビア 4

ヘルシンキを後に、次なる国ラトビアの首都リーガはバルト三国の中では抜きんでた大都市です。
リーガの町が歴史に登場するのは1200年ころ。
ブレーメンの僧侶が上陸し住民たちに牛の皮一枚で囲める土地を要求し同意が得られるとそれを紐にして広大な土地を占領したとか。
すぐに彼らは騎士団を組織し、ドイツ人によるバルト地方征服の根拠地になり、13世紀末にはハンザ同盟に加盟し、町は急速に発展。
そんな簡単な歴史を読んでおくと、世界遺産になっている旧市街の赤レンガの町の散策がより楽しくなります。

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広場にあるブレーメンの音楽隊のイメージ像


ヘルシンキからはプロペラ機でバルト海を見下ろして1時間程で着きました。
到着ゲートを過ぎターミナルの向こうに市街行きらしきバスが見えました。
「あ、あれ!」といつもの習性で、トランクを押して猛ダッシュ。
発車間際のバスに飛び乗れてヤレヤレ…、ではありませんでした。
旅慣れた方なら気づかれたでしょうが、その国の通貨にターミナル内の銀行やATMで換金しておかなくてはいけません。

細面の眉の上がった女性の車掌さんに、ユーロしかないとか旧市街に行きたいとか身振り手振りで伝えたのですが、ますます眉を上げて首を振り「ノッ!!」(と聞こえた)
ひたすら無視され、もういいや警察でもどこでもと開き直っていたら辺鄙なバスターミナルの終点に到着です。
ところがその車掌さんが「あの20番に行け。そして2駅戻ると旧市街だ」らしきことを繰り返しお金も取らず心配そうに(呆れて?)振り返りながら去って行きました。

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花売りのバラの花、私の気持です

単純な私は、「ああラトビア人てなんて親切。花と歌を愛してやまないラトヴィア人、なんてガイドブックに書いてあったけどやはり花好きに悪い人はいないなあ」と感動しつつなんとかホテルに。

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街角には所々スタンドの花屋さんがあり、花束を持った男女も

このホテルは旧市街の真ん中にあり、コンヴェンタ・セタという、リーガで最初の修道院跡を改造して作られたなかなか雰囲気のあるホテルです。
私のホテルの楽しみは、掛かっている絵を見ることもひとつ。
エレベータ前には、あの貧乏絵描き(百万本のバラに登場の)ならこんな絵かもしれないと思う少し寂しいけれどきりっとした雪解けの町でした。

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夕食をとホテル近くを散歩。
古いでこぼこの石畳を歩きながら、近くの路地にあるイタリアレストランに入りました。
たいていのレストランのメニューには英語でも書かれてるのでピザと鴨のフルーツソースを。
観光客も多いこの地の食事は安くありませんが、このお店はまずまずの値段でおいしく地元のお客さんで賑わっていました。

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コックさんの看板が目印

夕食後とはいえまだまだ明るい。
ラトビアではリードをつけたきれいな犬ばかりで、反対に野良猫をよく見かけました。
ホテル前の画廊権クラフト店の飼い猫、モーリー。

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とても性格の悪い猫で、飼い主の前では大人しいのにいなくなると噛んだり引っかいたり。
欲しい絵があり悩んだのですが、モーリーやられた傷跡がやめた理由のひとつ。
近くの小さな空き地の植え込みでは三匹の猫が日向ぼっこをしていたり、石畳の通りや草むらでも。

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クロネコ意外は日本の猫、でした

猫達に小百合ちゃんを思いだしました。
今夜は小百合ちゃんの夢でも、と早めにベットに。
posted by うらら at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

ヘルシンキ 3

午後の便でバルト三国のひとつラトビアに行くのですが、それまで『デザイン王国』といわれるフィンランドの市場調査?
まずは昨日撮り忘れていた、ストックマンデパートのショーウィンドウのマネキン。

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「地味なディスプレイだなあ」と通り過ぎていて、えっ?!
ロングヘアの男性マネキンです。(口の周りに点々とひげをつけている)
バカンスルックで、後ろに束ねてるのもありました。

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デパートの開店には早いので、トラムに乗って港近くのマーケット広場オールドマーケットに。
近くには昨日トラムで通過して気になっていた花々のひとつ、海棠桜のような大きな木があります。やはりそうみたい。

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オールドマーケットは古いレンガの建物、マーケット広場はたくさんの屋台、どちらもかもめが飛び交う海の前に並んでいます。
市場とあって観光客や地元に人で賑わっていましたが、本日夕方訪れるラトビアの市場は、ヨーロッパ一ということですのでそちらをゆっくりと。
相変わらずの寒さに朝食後間もないけど、小さなカフェに入りました。

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女主人が一人のとてもとても感じがよくて、ほっとするカフェ。
置いてあった書き込み帳には日本人も何人か書いていて、このお店で影響を受け札幌でお店をしているなどと書いていた若い女性もいました。
うーん、ヘルシンキ版『かもめカフェ』なんてストーリー浮かばないかなあ。

片言(もちろん、ほとんど単語)でソーイングや手芸、いいデザインのショップをみたいと言うと、ガイドブックからいくつか教えてくれました。
すぐ隣のショーケースの服がよくて写真に撮ったところ『タイト・ショップ・ヘルスキー』もお勧め。
まだ時間が早く開店前なので、もう一度窓から。

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アンティーク市場はいいものはあるけれど高い、と言ったけどそのとおり。
昨日フリーマーケットだった横のレンガの建物の中がそれで、30店舗と書いてありましたが半分くらい。
中のランチは安くておいしかった。

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古いピンクッションにかわいい待ち針、指貫の欲しいのはナシ


1Fが食料品で2Fが手芸品や工芸品が置いてあるハカニエメン屋内市場
高級店風のマリメッコ専門店も見かけますが、ここでも『マリメッコ』の布や服、傘や袋。

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手芸屋さんといえばいいのか、リボンがたくさん。

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駆け足で戻ってきて、大きな書店と地下が文具売り場になっているアカデミア書店と、中にあるアルヴェル・アールトがデザインした椅子のある喫茶でケーキタイム。
すぐ横のストックマンデパートの家庭用品売り場にも行ってみたら、園芸店かと思うくらいフロアの半分以上が緑の植木や花。
その横にインテリア関連の布などとソーイング材料がほんの少し、そしてDMCの刺繍糸。

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最後に昨日閉まっていたけど、絶対見たい『デザイン・フォーラム・フィンランド』というフィンランドデザインの発信基地へ。
さすがしゃれたデザインが多く、麻紐をアジア風に結んだキーホルダーやおもしろいキャンドルスタンド(フィンランドはキャンドル消費世界一)な、しばらく夢中で店内を見ていたら、ホテルでおしゃれだなと思った室内灯もここのでした。

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昨日は閉まっていたので、ウィンドウ越しに


まだまだテキスタイルの『ヨハンナ・グリクセン』も見たかったし、裂き織りの『アンニッキ・カルヴィネン』もと心残りながら、ホテルに。
チェックアウトは12時で、着いた時刻はもう14時前。
すでにトランクはフロントで待っているというお粗末振り。お礼とお詫びの挨拶もあたふたと再びヴァンター国際空港へ。

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2006年06月21日

ヘルシンキ 2

ヘルシンキの日曜は、8時前とはいえあまりにも静か。
寒さもあってとにかくヘルシンキ中央駅に。
時速200キロで走るというペンドリーノはいるかなあ…。

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ヘルシンキ駅構内


観光には数時間で回わるバスツワー、世界遺産のスオメンリンナ島観光フェリー、各博物館や美術館も近い距離にあります。
お店はとくにですが、日曜や土曜日は休みだったり早く閉店だったり。
市民の憩いの広場エスプラナーディ公園近く(昨日夕食を食べたあたり)はショッピングエリアで、「」のインフォメーションには日本語版の観光マップが置いてあります。
時間も早過ぎるしとにかく寒いので次々に通過するトラムに飛び乗りました。

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7ユーロ(1ユーロ:約140円)でどのトラムにも一日乗り放題です。
美しい町並みの古い建物は大きくその間を走ったり、花々の咲く素敵な住宅地のすぐ横を走ったりとトラムの車窓は飽きることなくとても楽しい。

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ヘルシンキ大聖堂の横を通過


港近くで、フリーマーケット(日曜日は多い)の人だかりを発見。
トラムから降りてすぐのところですが、時間とともに商品と人が増えていきます。
ここで旅の前半お世話になったショート丈のトレンチコートを、おしゃれに毛皮のコートを着こなしたマダムから2000円で買いました。

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暖かく羽織るものもできたので、再びトラムに乗ってアラビア社の工場に。
工場前はタンポポが咲き心和む光景です。

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高い煙突の工場1Fにはファクトリーショップ。アラビアのほかにイッタラやハックマンの食器や台所用品が所狭しと並んでいます。
注目はここでしか買えないアウトレット商品、ですがまだ旅は長いと見るだけ。

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帰りはトラムで気ままな市中見物。
今はいいけど、冬は見るのも寒いだろうなと思う働き者の『三人の鍛冶屋』の銅像。
繁華街の目立つところ唯一のデパート『ストックマン』前にあり、待ち合わせ場所に最適。
日本版ハチ公前、ってとこでしょうか。

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いくつかのお店近くで降りても、どこも閉店。
食事を終え、ホテルに帰って明日午前中に見たいころをピックアップすることにしました。
夕方からは静かな町に急に車が増え、週末休暇を有意義に過ごすのだなあと思うまもなく明るい9時過ぎに熟睡。



posted by うらら at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

ヘルシンキ 1

少しの留守の間に、紫陽花が一段と美しくなっていました。
フラックスの青い花は見られなかったけれど、向こうで知り合ったダリーさんが花ひらいたら写真を送ってくれるとか。

さーて、時差ぼけもなく体調も快調、仕事の合間にしばらくブログで写真とともに旅を綴ってみたいと思います。
できればすぐ『Photつれづれ』にまとめたいのですが、雑用が積み重なっておりまたそのうち、ということで。
ではまずはヘルシンキからスタート。


関空から9時間半、日本から一番近いヨーロッパというキャッチフレーズのフィンランド航空。
5月〜8月までというムーミン飛行機に乗り、機内食を二回いただき映画を2本見てそろそろ飽きてきたかなと思う頃ヘルシンキ、ヴァンター国際空港に到着です。
驚いたのは、地元空港より簡単に入国できたこと。
アジアの国々のように入国カードも書かなくていいし、荷物もチェツクなしで自分のトランクを持って行けます。
空港出口には市内と結ぶ各路線バスがあり、ヘルシンキ中央駅西横にあるバースターミナルまで30分強くらい。

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ヘルシンキ中央駅(ここから鉄道、地下鉄、トラム)


想像以上の寒さ(友人説によると異常気象だとのこと)に震えつつホテルにチェックイン。
森と湖の国だけあって空港から駅まで、車窓には瑞々しい木々の緑や花が続きました。
そして部屋の窓から眺めた建物の屋根に「ああ、フィンランドにきてるんだなあ」と。

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夕食は港近くの『カッペリ』に出かけました。
帝政ロシア時代から営業しているというう老舗で、フィンランドの食材を使った料理が楽しめます。
お店は観光客や地元の人も多く、メニューを見たけどまったくわからず横の老夫婦が食べていたものと同じを注文。
ガイドブックにフィンランドはワインがおいしい、なんて書かれていたのでついでに赤のハウスワイン。
お肉はどうもトナカイだったような…。

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時間はもう午後8時近く。
雨は上がっていますが薄曇で、それでも日本の午後3,4時ごろのといった感じです。
近くの公園にはきれいな海棠桜。(だと私は思うのですが)

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すこしだけ歩いて寒さに負け、タクシーでホテルに帰りました。
早めにベットにと外を見てもまだ薄明るい。
もう10時を過ぎています。
時差ぼけより白夜ボケに、などと思うまもなく熟睡。

posted by うらら at 12:25| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

春の野山にいでてみれば

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春になりぽかぽか陽ざしに、いつも口ずさんでしまうのは 「はあるのお〜 うららあのお〜♪」(音痴です)
ネットフレンドのこまちさんは、ウキウキしてくると 「小鹿のバンビ〜は可愛い〜いナ♪」だったっけ。
誰にもふと口ずさむ歌がそれぞれにあるのでしょうね。
意外な人が意外な歌で笑えるかも、なんて書きだすとついついあれこれ想像してしまいます。

ところで1週間ほど前体験した、山菜採り
春の野山にいでてみれば、のとてもとても楽しい時間でした。
時々メールで、「うららさん、おのひきだし楽しんでますよ」なんて書いてくださるみなさま。
Phto つれづれで、春の摘み草気分を味わって下さい。
そしてそこに広がる春の野山…。
イメージを一杯に広げて、そっとご自分の歌をくちずさんでくださいね。



posted by うらら at 08:34| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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