2007年07月02日

ファームステイの旅4 食べもの壱

楽しみにしていた食事。
四国とは違う郷土料理が何か出るか…。

まずご飯がとてもおいしい。
友人説によると「たくさん一度に炊くので」と言うけれど、毎回食べきる量を炊いていることだしやはりお米自体がおいしいのでは。
夕食後おしゃべりで過ごすとき尋ねたら、やはり主力はお米作り。
とても手間はかかるけれど『有機米』にこだわって作られているそう。
もちろん果物も農薬を少なく、その分細かい手入れが必要なことなどを説明していただきました。

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他の果物はホームページにもありますが、ブドウ、ラ・フランス、リンゴを作られていて、おじいちゃんの説明によると糖度が高く鋏が動かなくなるとか。
以前、茨城や群馬の方からナシを送っていただきましたが、確かに糖度が高く美味しいものでした。
フルーツって関東以北でもかなり生産され味がいいのを再認識。


話は戻って、知らなかったこちらならではの食べもの数点。
ご近所からの頂き物と出してくださったのが、これ。
笹の葉の中はもち米のような物が包まれていて、黄な粉をかけて食べると美味しいとのこと。
(夕食後で満腹のため、食べれず)

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食事のときおじいちゃんがご飯の上にのせポリポリと音を立て食べているのを見て、さっそく。
おいしくて気に入り、忙しいT子さんに無理を言って土産用に作ってもらった『味噌豆』
各家庭の味があるそうですが、倉田家の味噌はT子さんお手製。

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カメラを持ってなくて携帯で写したけれど、暖かいご飯にのせて食べるとさっぱりとおいしい『ダシ』
ナスやきゅうり、みょうがなど夏野菜を細かいみじん切りにししょうゆをかけて混ぜ、ご飯の上に。
いうなれば玉子かけご飯の野菜バージョン。
これなら我が家の食卓にも登場しそう。

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おばあちゃんの作るもぎたてきゅうりの浅漬けもおいしかったなあ…。
そうそう、箱詰めを一緒にしていた一人の方からおいしい梅干をいただきました(というか、欲しい〜とお願い)。
それが食べたくて、おばあちゃんにおにぎりをおねだり。
「このわがままもんがぁー」と叱られたおにぎり、もう最高!!

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そして夜な夜ないただいたお酒。
おじいちゃんの作ったぶどう酒はよく熟成していて上品な感じ、おばあちゃんのはかなり甘くて閉口したけど、おばあちゃんらしくて暖かい味。
ご主人のワインは容器そのものがワイルド。
エンジンオイルといっても信じてしまうほどで、思い出しても可笑しい。
それから大五郎おじさんの晩酌のひとときの和んだ顔。
それぞれの密造酒?の味とあの仕事を終えた夕餉の穏やかな時間が、まずは何よりのご馳走かも…。


posted by うらら at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファームステイの旅3 仕事など

農家の毎日はやはり太陽とともに。
日の出とともに動き出し、日没には仕事を終える。
そんな健全な日々を倉田家で過ごしました。

倉田家はおじいちゃん、おばあちゃん、スキーはプロ級のご主人とめんこいT子さんの4人家族。
もちろん続後継者の息子さん親子も近くに住んでいて、昼間のお仕事は一緒です。
そしてこの忙しい時期、毎年関東から応援に駆けつける二人のおじさん(兄弟)。
といってもお兄さんのおじさんは帰る前日にきたのでひと晩お話しただけですが、とにかくこの人々と家族のように過ごさせていただきました。

まずはT子さんに畑に連れて行ってもらって、夢のようなシーンを体験。
きらきらと輝くルビーのような大粒のさくらんぼをちぎり味わい、その種をプッと地面に。
どれも同種類にしか見えないけれど、並んで生っていたのは「正光錦」と「佐藤錦」
素人目には同じに見えますが、ほんの少し食味が違いました。
食味だけでなく、時間がたつとやわらかくなるのが正光錦でそうなるとジャムにすればよいとか。

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それ以外に帰るころになると『ナポレオン』や『マドンナの瞳』、佐藤錦に代わるのが『天香錦』だそうです。
果肉や皮が柔らかくなるさくらんぼは、ジャムやジェラート向き。
それでも摘みたては瑞々しくておいしい。
詳しくは倉田さんのホームページ、さくらんぼ編で。

それから『ジャボレー』というブラックチェリーによく似たさくらんぼで、大五郎おじさんの指導でさくらんぼ酒をつくりました。
といっても実に簡単。
25度の焼酎を買ってきてさくらんぼ分お酒を減らし、そこに洗って水分と茎を取ったのを入れるだけ。
じっくり寝かすとブランデーのような味に(内心疑っております)、また色を楽しんでとのこと。

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帰宅後撮影したものですが、こんなきれいな色が。


さて、私たちの仕事はさくらんぼの手詰め。
さくらんぼの茎がピンとしているうちにと、ご主人やおじさん、近所の男性と一緒に毎朝早起きしてたくさんのさくらんぼを採ってきます。
それを規定の大きさ、S、M、L、2L、3Lに選別。
初日はその定規に一粒ずつ当てサイズ分けをしていましたが、慣れるとある程度定規を使わずに選別ができるようになります。
また単調なさくらんぼ詰めも、パッチワークの色のグラデーションを思い浮かべ結構楽しくつめることができました。
こういった行程も写真があればよくわかるのですが、選別と手詰めが精一杯で残念ながら映像ナシ。

倉田さん宅は道路を挟んだ蔵を開放し、その前に木を生かした直売所を作っています。
奥に蔵があるので直売所といえどいい雰囲気。
昨年は蔵をギャラリーとし、着物や郷土のものを置いて買い物客に喜んでいただいたとか。

また、蔵の床下は年中温度差がなく保管に最適と大五郎おじさん(愛称?)が説明のもと床板をはずしてくれました。
そこには夕食時に振舞っていただいた皆さん各自の手づくり酒や保存食が収納されていて、日本人の生活の知恵を再認識でした。

posted by うらら at 07:45| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

ファームステイの旅2 米沢編

明日からは農業体験、というか労働です。
となるとすぐ隣町とはいえ、米沢まで遊びに来ることはない。

と、いうことで明日からの体力のもとと以前行った吉亭昼の膳を奮発。
ここは江戸時代から続く絹織物織元が米沢牛専門店となり、大正時代の建物は文化庁の登録有形文化財となっています。
先ほどまでの自然美から、作られた美しい庭を眺めての昼食でした。


その後見学したいと織物資料館に行ったけれど、希望していたものと違い入館しないまま。
時間もないしと思いつつ、ふと見ると東北一と書かれた『東光の酒蔵』

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入ってすぐ、当時の栄えぶりがうかがえます。

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庭の先には蔵。
こちらに来ると蔵をよく見かけます。

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人間の背丈以上の桶が並んだところを過ぎると、いなせなお兄さんが仕込み中。

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室で米麹を。

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順路が逆かも。
お兄さん達が蒸されたお米を運んでいるところ。

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お酒の試飲もありましたが、良識あるドラーバーはこの仕込み水で我慢。

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レトロな雰囲気の休憩所を通って売店に。

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お酒だけでなく米沢に関する本やこものも販売されています。
興味があった、『相良人形』発見。

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さて、そろそろ南陽市に向う時間です。
夕方4時過ぎにはと自分たちで決めていたので、一路ファームスティ先の倉田さん宅へ。


南陽市は合併のもと新しくできた市名で、道路も新旧入り交ざり道に迷ってしまいました。
ナビに電話番号を入れていたら、到着したのは旧市内のような赤湯温泉町。
この赤湯温泉は温泉地として離れてなく、町中にあります。

電話で大体の自分の位置を伝え、誘導される感じで到着。
案内された家は広い大きな御殿風というか木をふんだんに使い天井の高いまだ築6、7年の立派なおうち。

部屋に荷物を置き簡単な挨拶の後、今夜は家族で焼肉虎ノ門に。
というラッキーな日というか時間に到着してご一緒させていただきました。
牛ミノなんてこれまで食べたことのないおいしさと友人は感激し、柔らかな上等の米沢牛をパクパク生ビールをぐいぐいいただきながら「あ〜、こんな幸せでえんかいなあ…」

と、ファームステイ最初の夜は過ぎていったのであります。
posted by うらら at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファームステイの旅1 浄土平編

いつものごとく当日の朝になって、バタバタと荷造り。
というかバックの中に思いつくものを放り込んでいく…。

3時半、仕事を終えた友人と二人高松を出発しました。
徳島より来てるのでルートは瀬戸大橋を渡り、山陽自動車道、中国道、北陸道、磐越線に。

西宮名塩のSAにて軽く夕食前の、焼きたてたこ焼きを。
ここで熱いのを飲み込み、道中胃袋のやけどにこまりました。
さてここでETCの通勤割引で半額にと思ったらちょうど大阪近郊となり利用不可。
米原より北陸道を走り、福井の尼午前SAにて遅めの夕食、そして深夜割引利用のため0時過ぎまで仮眠し出発。

通過した親不知(おやしらず)は富山県と思っていたら、新潟県。
同じく新潟県の米山SAで休憩。
遠く沖合いに佐渡が見え「ああ旅してる」と思わせる雰囲気の米山SA。
まだ3時半過ぎなのに夜明け近しのような錯覚を。
再び走り始めると山の稜線がはっきりし始め、錯覚ではなく夜明けだと気づきました。

長岡JCTを過ぎ、まだ4時前だというのに三条あたりから日が昇り始めました。
注:良いドライバーの人は運転しながらのこんな写真はダメですよー。

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新潟中央JCTから磐越道に入り、五泉PAの表示を見ながら「あっ、ここって○○ママさんの故郷」。
磐越道に入ると車も少なく、再び眠くなり磐梯山SAで仮眠です。
冷たい牛乳ですっきりと目覚め、夕方までに目的地に着けばいいかと猪苗代磐梯高原ICで降り磐梯吾妻スカイラインを走ることに。
遊びモードは即決定。


くねくねとした山道の脇を彩るピンクの花。

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何度も車を停め、景色や花木をながめながらやっとスカイライン入り口。

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パノラマのように広がる景色に感嘆の声を上げ思いっきり深呼吸。
青空の下、快適なドライブが続きます。

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あっ!
カメラを向けてもごろんと寝転ぶ、野生とは思えないお猿さん。
あっちこっちの道端に親猿子猿が。

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沿道の花や木々を写し走るうちにポッコリと木のない山が見えてきました。

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目的地浄土平です。
まだ8時過ぎだというのに、次々と大型バスやワゴン車がやってきてシニアの山歩きの方々の到着。
広い駐車場に車を停め浄土平ビジターセンターで参考資料を見た後、友人は「樽沼」、私は「一切経山」を希望しミニトレッキング。

長く続く木道を歩いて山頂の湿原風景を楽しみます。

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ところどころに咲く湿原の小さな花。

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樽沼に向って歩くと白い花咲く、小さな水溜りのような池。
流れる雲を写した池の横でしばらくぼんやり…。
心が浄化されます。

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しばしの休憩タイムの後は、樽沼に。

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傾斜の道の木陰には、ひっそりと咲く山の花。
山紫陽花?

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山野草の小さな花。

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伸びてしまったぜんまいも、緑のオブジェ。

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木々のトンネルを抜けると樽沼。
この先にある五色沼は神秘的で美しいと書かれていたけど、われわれの体力ではここどまり。

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引き返し一般道に出て、次は私の希望する「一切経山」
とは言ったものの、延々と続く道を見上げると意気消沈、となりそうなのを「さあ、行くよ!」

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途中振り返ると、登るのを渋っていた友人の姿。

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石を積みあげた山頂に着きました。

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荒れた山肌に噴火していた自然のエネルギーを感じます。

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下山し、レストハウス横で販売していた高山植物の可憐な花を眺めハウス内に。
よく冷えた地元のコーヒー牛乳は友人、私はヨーグルトでここまでの無事を乾杯。
次は下山途中の高湯温泉に寄ることに決めました。

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車中に戻るとまるでサウナ。
エンジンをかけ、ミネラルウォーターを飲みつつ運転席で開いたものはレストハウスで買った福島県柏屋のゆべし。
1個が2個と食べながら、乾いた山間を走っていると立て看板が見えます。

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停車し、窓を開けるとプンと硫黄のにおい。
良識あるドライバーの方ならこんなことしませんよね。反省。

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くねくね道を下っていくと、見晴らしのいい場所に。
思わず写した立て札には「吾妻八景」の文字。
9月の笛のゆかた会に向け、友人がやってる長唄の演目です。

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高湯温泉に着き、お風呂からの眺望がいいと聞いていた花月ハイランドホテル。
でも工事中につき露天風呂のみだったのでやめ、「玉子湯」にて昨日からの汗と疲れを洗い流し「さーて」

気まま旅はいいなあ…。
posted by うらら at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月14日

霧の森

ここ数年地方では町や村が合併し広範囲が一つになったり、新しい名前になったりしています。
今日出かけた愛媛県の新宮村も、数年前から四国中央市(以前は川之江市)の一部になり新宮町になりました。

一週間ほど同じ筋肉しか使わない運動不足とやや酸欠気味もあって、ふいと新宮町(新宮村の方がいいのになあ)に出かけました。
お茶の産地ですが、山の斜面に植わったたくさんのアジサイが美しいのも有名です。
私も数年前行きましたが、県内外遠方より人が押し寄せます。

高松より高速を飛ばし愛媛県といえども高速分岐道は高知方面に。
そこからすぐの新宮インターで下りアジサイとは反対の左に走るとすぐ霧の森」という温泉もある総合施設。

新宮町も合併を繰り返していますが、昔々日野一族が都からきて「山間といえど山と水が美しい」と居を構えた歴史のある土地。
今は静かですが、かっては土佐街道として通行する人で賑わったそうです。

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新緑が目にまぶしく、遠くの山は緑のグラデーション。

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車を停めたそばに参勤交代の殿さまが宿泊していたという「馬立本陣」と書かれた庄屋の門と石垣が残っています。
殿さまが泊まるところを本陣と呼ぶそう。
すぐ後ろに高速道が見えるので、より今と昔を想い比べてしまいます。

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歴史を感じる石垣に沿って咲くあやめの美しいこと。

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総合施設の中に入り、つり橋の下の澄んだ川に惹かれて下りてみました。

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よーく見ると泳ぐ魚と一緒に、懐かしいものが…。

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ほらッ、あめんぼう!

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見上げれば満開の山藤。

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童心にかえって水を楽しんだ後は施設内にある茶室に。

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ここでは新宮産無農薬のお抹茶を自分で立てていただきます。
お茶菓子はもちろんネットでも大ブレイクの『抹茶大福
うーん、一言でいうなら宇治ミルク金時って味。

ここの立ち寄り温泉は歴史も古く、馬立温泉として天然の温泉がわいていたそうです。
泉質はとてもいいのですが、今回入浴はなし。

大きな駐車場側には1,3日曜日に地元の農産物が販売とのことですが、少しあった中からキャラブキように山蕗と観賞用に八つ頭を。
つり橋を渡り車に戻ると、すぐそばにかわいいクローバーの花。

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新緑の奥深い景色に癒されながら施設内のレストランでこの地ならではの茶そばとおぼろ豆腐を、売店ではお勧めの「焼き鯖寿司」とお一人様限定の「霧の森大福」を買い、癒し満たされての絶好ドライブ。
帰り道また訪れたいと思う「霧の森」に、パワー全快した初夏の半日でした。

posted by うらら at 08:22| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月11日

長い「春の野山」報告

4月8日、昨年出かけた塩江町の民宿やすらぎさん経由一本桜のお誘いがあり出かけました。
大好きなUさんと里山の達人宅にお迎えです。

里山の達人と勝手に命名していますが、華奢でおしゃれな方です。
兵庫県まで里山学習の指導に出かけたり、エコ活動でご指導されたり。
門を入っていくと、さすが玄関から里山のムードが漂います。

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玄関先

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自分で作った苔玉が並んだ玄関

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玄関脇の温室で株分けして増やしていた初めて見る「こうもり蘭」


塩江町に向う沿道には満開の桜がところどころにあって、車窓をふうわりと流れていきます。

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途中川の向こうにある「ほたるの里美術館」

「ソフトクリームのおいしい小さな牧場が横にあって、安くて食事もいいペンションがあるよ」ということで途中下車。

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人造湖のほとりにあり、ベランダの前には満開の桜です。

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道草終了で一路民宿やすらぎさんへ。
着くとすぐ、ほうろくで焼かれた香ばしい焼きおにぎりや山菜の箸休め、自家製コンニャクや朝採り筍などが登場。
そしてご主人作のこしのある手打ちうどん(美味しいので二玉)とあまごの塩焼きに舌鼓。

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デザートまでいただいて、重くなった体でヨイショとおうちの前に。
すぐ先にある、奥の湯温泉の桜も満開。
前の小さな沢には野生のセリ。

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山桜が美しい春の山、澄んだ小鳥のさえずり…。

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水仙の花をいただこうと道路下の畑に向う道端のスミレの愛らしいこと。
薄い紫のつぼスミレの中に、万葉というスミレ。(パンジーの野生化かも)

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脇の木に巻きつく青葉は、「あけび」と里山の達人に教わりました。

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やすらぎさんでまったりと時間を過ごした後は、「妖艶な枝垂桜をいざ見に行かん」と急ぎ着いてみると、残念ながら五分咲き。

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この枝垂桜は色も美しいけれど、花びらがかわいいとのこと。

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細い道の山頂にある家には人影もなく、と思ったらおじいちゃんがいてしばらくおしゃべりしました。
「家族は心配するけど、いつも一人でここにくるんや。
生まれ育った場所はいつ来てもええ。
朝は寒いのでコタツして横になって、ぬくうになったら起きて畑。
帰りは奥の湯温泉に入って帰るんや。」
おじいちゃんとご家族の方は山を下り離れた町に住んでいます。

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手入れの行き届いた、おじいちゃんの生まれた家の前に広がる畑。
手前はみかんの木、上手はお茶畑。(塩江町はお茶の産地)
その下にラベンダー畑が広がります。
枝垂桜は畑の脇の土を盛ったところに仮植えしたらあんなに大きくなったとか。

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おしゃべりのあと山の斜面でワラビ採り。
土筆もたくさん採って、時を忘れ春の野山を満喫しました。
posted by うらら at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月31日

遅い春

那須には重いかばんを抱えて行くところでしたが、ラッキーにも車で。
東北道沿線の遠くに見える山にはまだ雪、でも近くの木々は枯れ木のようでツンと先が芽吹いているような…。

2時間ほどの快適なドライブの後、刺し子仲間のAさん宅に到着です。
久しぶりに対面、の愛犬アミチャンも鵜滑稽たちも元気。
庭には山野草がひょっこりと花をつけ、春近しを告げています。

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雪割り草(春告げ草)

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他にも鯛釣草やいくつかの花と名前を教えてもらったのにど忘れ^^;


刺し子や洋裁の話はあっという間に過ぎ、先生と三人で食事予定の『ジョイア・ミーア』に。
食事の後Aさんと別れ、先生宅で深夜まで刺し子作品を拝見し教えていただきました。
山中に一人、寸分の時間も惜しんで製作されている先生。
二年ぶりでしたが、澄んだ山の空気とともに体も心も浄化されるような静かな夜です。
わからなかった「ウロコ刺し」も見るとすぐわかりました。

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朝、家の周りを散歩していたら野性化したクロッカス。
混ざりのない紫や白の花が枯れ土の地面から、山の遅い春の訪れを元気に知らせてくれているようです。

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家の前にずっと続く八重桜は、まだ蕾の気配さえなし。

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駅までの車中、春になり次々と咲いていく花の名前を聞きながら、駆け足のこの数日がこれから訪れる春の期待と希望に重なるような気がしました。
posted by うらら at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福の神「仙台四郎」

延び延びになっていましたが、那須の刺し子の先生宅に行くことになりました。
大阪で仕事のあと往復チケットプラスホテルの格安仙台経由で。
チケットの都合で着いた日が仙台泊。
夕食の約束をした親類と会うには時間があり、以前話を聞き空港の土産物売り場にもコーナーがあった『仙台四郎』を訪ねてみることにしました。

場所は仙台の繁華街クリスロードアーケードの中心。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな細い通路の奥、三瀧山不動院に安置されています。

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夕刻ですが、参拝の後お札を売っていた方と雑談してる間にも次々と参拝の人。
地元の人にはなじみのお不動さまって感じです。

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賽銭箱手前には竜の口から水の流れる小さな手水舎(手洗所)があり、なんと横のおみくじは30円。
つい安さにひいてみましたが、末吉なのに思わずにっこりしてしまう内容でした。

ずいぶん気をよくして、向う途中の骨董屋に入りマイお猪口を1個購入。
前にも母や友人と美味しいひとときを過ごした割烹『とよはし』に着くと、すでに来ていた親類のお兄ちゃんの前にはイガ付きの雲丹に鯖(関鯖よりさっぱり)。

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イクラかウニかといわれると、だんぜん雲丹派。
一緒にいただくお酒は越後『越の鶴』の大吟醸とあって、ご機嫌です。
熱いものは熱いうちにといただき、次にトンと置かれたのは踊る白魚。
以前活け造りの動く尻尾を見て「残酷!」と涙したもと乙女は、早く早くの声に躊躇しながらもグイッ。

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長い年月のもと白魚の踊り食いを「ふ〜ん、噛んでもいいの?」などと味わっている我に、呆れながらも心地よく仙台の夜は更けゆく…、 のでした。
posted by うらら at 07:51| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

知恩寺の手づくり市

昨年末京都を旅した友人から、偶然行った『知恩寺の手づくり市』の話を聞き徳島の友人たちとせひ行って見ようと出かけました。
今月は仕事も溜まっているし、と頭の隅でちらりと思ったりもしましたがとにかく15日にしかない。
大阪の仕事先にも寄ることにし、早朝出発。

京阪電車の出町柳の駅から歩いて10分ほどとのことでしたが、この日は風もあり寒くてタクシーに。
すぐ着いたところは、京都大学に道を挟んだすぐ横。
で、手づくり市のことはあれこれと書くより写真でご覧くださーい。
なんて、すっかりレポーター気分?

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早くもお寺のなかにはたくさんの人

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若い人が覗いていたフェルトの小物 横のビーズやさんもなかなか

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樫の実にぷっくりとした布入れたのやちび糸巻きがかわいい

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手づくり石鹸のコーナー

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ほのぼのとした手づくりっぽい和菓子

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高価な葡萄ツルの籠もあります

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順番待ちの人気のコーヒーやさん

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手づくりジャムや他にもパンやクッキー、タルトのお店も

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これおいしいねん、と並んで買っていたオバサマあり

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もちろん京野菜やお漬物、ちりめんのお店もいくつかあります

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変わったものでは楽器屋さん

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そして注文を受けて作る耳かきやさん

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驚くほど小さい(1、2p)ミニチュアのたべもの 食品サンプルが本業?

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お店はテントの人、さりげなく台や地面にに置いている人、境内の木を利用してる人も

と、これはごく一部のご紹介。
とにかく素晴らしくもあればほのぼのとしたものまですべて手づくりのものばかり。
広い境内の隅から隅まで、約300店舗ほど。
700店ほどの申し込みから抽選だそうです。
まだまだたくさんの紹介したいお店があるのですが、手づくり大好きな人ならぜひ15日にお出かけください。

さて、気がつけばお昼過ぎ。
冷えた体も温めようと道路を左に進んで『進々堂』に。

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食事も終え、カロリー消耗のため出町柳駅まで歩きました。
途中、ディスプレーのやさしい春を感じる花屋さんがありました。

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そして先日訪問した家の庭先にかわいく咲いていた花の名前もわかりました。

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写真を撮って道草してたら、友人達はずっと前方に。
急ぎ駆けつけ立ち止まったのは、またまた美味しそうなパン屋さん。
店内は多くの人で賑わっています。

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京阪電車の駅につきましたが、ここまで来たらちょいと寄らないと気がすまないところが。

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「ふたばの豆大福」はあいかわらずの行列。
すぐ近くの出町柳商店街で仕事先への差し入れを買って、いざ大阪に。
posted by うらら at 09:50| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

気になる神社

知人の車で泊まっていた母が帰った後、昨日の「気になる神社」がふいと気になる・・・。
洗濯に掃除にと休日を過ごしながら、やっぱり気になるとコートをひっかけカメラを片手に即出発。
目的地は高松市郊外、空港近くにある日帰り入浴の『香南の湯』

そこまで行かないと場所も神社の名前もわからない。
昨日車で通り過ぎたとき、ちらりと見えた「安倍晴明ゆかりの神社」の看板が目印。
京都晴明神社で見た“五芒星(ペンタグラム)”も書かれてあったし。
もうそろそろと思ったら看板があり、そのまま裏参拝道に駐車。

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昨日立派な灯篭と石段が見えたのは表参道で、銅像横の看板によると平安時代からの由緒ある神社。
自然林のなかにある、冠纓(かんえい)神社かむろ神社という名でした。

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神社の簡単ないわれを読んだあと、さて安陪晴明はと見るとどうも境内の中のよう。

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境内に入るとすぐ小さな神殿がありその横にご順路と書かれた矢印。

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何の疑いも無く矢印方向に進んでしまう性格、神殿下の細い通路を抜けどんどん進むと…。

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水の中の小島に、継ぎ目の無い珍しい橋のかかった「厳島神社」
そこをふたたび矢印の方向どおり右に折れまたまた右に折れ、静かな木立の中を過ぎると再び元の場所。
これで体が清められ幸を受けることができるそう。

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本殿に向う途中、京都下賀茂神社で見た君が代に歌われる「さざれ石」が置いてあります。
さて、右近の桜左近の橘も植わった由緒正しそうな本殿でまずは参拝。

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しかし周りを見ても目的の安倍晴明に関するものは何一つ見えません。
社務所の人に聞こうにも、人っ子一人見当たらず。
せっかくきたのだからおみくじでもと思ったら、やはり書いてあります。

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境内の内外を探して歩くうち、ここには日本一が三つあることがわかりました。
「大獅子」「地神社」「天治万葉本」
古代の万葉本が保管されてるのだなあということはわかりますが、地神社ってなに、大獅子がなんでここに…。
と、ますます謎めいてきたこの神社。
うろうろと歩いたところでわからず、諦めて入ってきたところに戻るとやっとありました、安倍晴明の碑が。

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この安倍晴明の碑と神社が何なのかを知りたいと、大獅子頭を展示してあるという氏子会館に寄ってみました。
「お上がりください、無料」の表示に部屋に上がると、昨秋6年ぶり(問題ありで中止になっていたそう)に秋祭りで奉納されたという大きな獅子頭が部屋中央にデンッ。

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人声はするけど姿が見えずいくつかの疑問を持ったまま神社を後に。
帰宅後ネットで何かわからぬかと検索したら、こんなサイトにうむと首を傾げつつ、冠纓(かんえい)神社は「気になる神社」のまま。

とりあえず、好奇心旺盛なおばさん(認めてます)のぶらっと旅はおしまい。
あーあ、すること一杯あるのになあ。



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2007年02月11日

四国村散策

香川の観光といえば、屋島、栗林公園、金比羅さんがお決まり。
その屋島の広大な敷地に四国4県から移転・復元された江戸〜明治時代の民家や蔵が立ち並ぶ民家博物館、『四国村』があります。

昨日から我が家で泊まっていた母は手持ち無沙汰。
物忘れはガックリするほど多くなりつつあるのですが、足はすこぶる健脚。
外は寒くないしどこか歩きたい、ということで久しぶりに四国村に出かけることにしました。
入場料を払って入ってすぐ、徳島県祖谷のミニ「かずら橋」があるのですが、これがゆらゆらとちょっとしたスリル。

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渡ってすぐ水仙の咲く小高いところに藁葺きの家が見えます。

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小豆島の漁民、農民など地元の人々自身が役者となり、歌舞伎芝居を演じた「農村歌舞伎舞台」を移築したもの。
年間を通じてイベントが行われます。
今日よりたくさんのお雛さまが飾られていました。

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順路のとおりに進むと四国4県から移築された古い民家が次々と現れます。

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どの民家も中にはいって当時の建築様式や生活ぶりを見ることができます。

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小高い民家の下には藤棚の休憩所。
石垣の前には小豆島から運ばれたという大阪城の石垣の残石が。

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若者達が力試しをしたという力石。

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建物だけではなく、途中の木々や低木には名前が表示してあり万葉集の和歌が掲げてあります。

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かわいいとんがりの藁葺き小屋は、さとうきびから砂糖を絞る「砂糖しめ小屋」。
今でも讃岐三白の一つとして和三盆が有名です。

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少しいくと「四国村ギャラリー」
絵画等の展示数は少ないけれどギャラリーから外に出ると階段を静かに水の流れる庭園が現れます。

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ギャラリーをでてすぐ小さなお堂があり、その横にかんかん石」
讃岐のかんかん石、サヌカイトとして有名でたたくと乾いたいい音が響きます。

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竹林を過ぎると各季節の花が見られる植物庭園。
今は梅、水仙などですがぼたん、アジサイ、石楠花と楽しむことができます。
そこを少し上がると四国各地の古い灯台や当時のままの宿舎がありひっそりと生活してるかのよう。
暖冬もあってか、早くもミモザの花が満開でした。

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ここから順路を下っていくと、赤い実。
なんだろうとよく見ると「まゆみ」って書いていて嬉しくなりました。
ネットフレンドの家先に植えられていて、日々のつづりにまゆみのことが登場するからです。

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まさに馥郁たる梅の香りの道を過ぎると5部咲きくらいの水仙郡。
ここ四国村の好きなところのひとつは水音が聞こえること。
民家の間などにうまく水路を作っています。

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この水を引き込みくりぬかれた木に水が溜まると反対側が獅子脅しのように持ち上がり、臼の中のものを砕く「添水唐臼」
水が少なくても時間をかけると精白が出来るそうで、当時重宝したとか。

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流れる水や水音とともに古民家の間に現れるのは、香川の作家流政之氏の「染が滝」

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以前は四季のあるここが好きで時々訪れていたのですが、考えれば5年ぶり。
ついガイドにも熱が入っていましたが、うっかりとデジカメの電池切れ…。
終盤とはいえまだまだ見るところがあります。
そしてやれやれと、心地よい汗とともに出口をでるとうどん好きで賑わう「わら家」は目の前。

満足した母を連れ、そのあと親孝行といえばお決まりの日帰り入浴。
そこでなんだか「気になる神社」を見かけ、気になりながらも日暮れ間近の家路を急ぎました。
posted by うらら at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月05日

オルセー美術館展も人人人…

京都にしてはさほど寒くないので、世界遺産の下鴨神社をゆっくり参拝し、またまた若い人のリクエストで晴明神社に。
この晴明神社、10年ほど前に立ち寄ったときは小さな神社でした。
ところが本や映画『陰陽師』のヒット以降、参拝者が増え今や修学旅行で来る学生の人気スポット。
陰陽師グッズの専門店や専用駐車場もでき、境内も賑やかな神社に様変わりしました。

帰り道、8日まで神戸博物館で開催されている『オルセー美術館展』に寄ることにしました。
離れたところに車をやっと停め、中華街を通りかかったので同じように並んで立ち食い飲茶を初体験。

博物館もたくさんの人です。
せっかくの絵画も間隔が狭いので、人が何重にも立ち並ぶと後ろからはまったく見えません。
もう少し一点ずつのスペースをとって欲しかった。
建物が古くて狭いので仕方がないのかも知れませんが、あの状態で1500円の入館料は少し高いのではと思いました。
前回京都国立近代美術館でのゆったりとした配置見てるからかもしれませんが。

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ガイドブックの表紙にもなっている、ルノワールの「猫を抱く子ども(ジュリー・マネ)のはがき

反対車線は渋滞でしたが、地方に向う車はスムーズに流れます。
食事も並んだ人に閉口し、デパ地下で各自好みのものを購入した移動レストラン車で到着。
お正月休みも終わりなのですが、今年はすぐ土日となりまたまたお休みモードになりそうです。
posted by うらら at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月30日

紅葉の大窪寺

京都には紅葉の永観堂が有名。
こちら香川では紅葉の大窪寺
瑞々しい新緑の頃もいいけれど、やはり美しいのは色づいた秋です。

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着いてすぐ感嘆の声がでる山門脇の紅葉

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四国88箇所の結願寺とあって参拝の人の顔も穏やかなような…
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遠方よりの友人で札所に興味がある人はここに案内します

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境内のイチョウの葉は黄色いじゅうたんに

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参拝を終え反対側から見る紅葉もまたみごと

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食いしん坊の私は、ここで必ず煮込み蕎麦かうどん
写真をと気づいたときはすでに空の鉄鍋、でぷりぷりと人気の蒟蒻おでんを

(撮影は11月23日)
posted by うらら at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月23日

錦秋のみちのく 3

晴れ女の名前の通り、暖かく心地よいお天気でのみちのく旅もこの日が最後。
スイスイと運んでくれた名ドライバーの親類は仕事のため、車を借りて蔵王に向います。
私は以前見てるけど、同乗の2人が「蔵王のオカマが見たい!」
あっ、お釜でした。念のため。

私が行ったときは霧などなくはっきりときれいに見えたのですが、摩周湖のように霧で見えないときが多いとのこと。
ところが霧以上の難問突出。
高速を下り蔵王に向うエコーラインの料金所に、冬季閉鎖の表示。
仕方なく近くの蔵王温泉の観光案内所で詳し聞くと
「本日より冬季閉鎖になりました」
「えー、だって普通の天気だし…」
「一週間前は雪で凍結していますので」

諦めて日帰り入浴でもと近くにある蔵王温泉大露天風呂に。

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硫黄のにおいのする簡単な入り口からは中が見えそうだし、混浴だったら嫌だしと恐るおそる覗いたら、やっぱり見えました真正面に男性の、もろ裸体。
ギョッとして入り口看板を読んだら『写真撮影禁止』の文字。
これには三人が大爆笑で「誰があんな写真なんか撮るんよー」
地元のご夫婦がやってきて尋ねられたので四国からと答えると、「なら、入ってけえれ」。

川のせせらぎを聴きながら、色の残った木々の紅葉を見上げながら、白濁した自然の湯に浸かる心地よさ…。
湯上りに名物の「タマコン」をほおばり、大満足。

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帰りに撮りましたが、反対方向から降り囲いの中が露天風呂


その後近くにあったロープーウェイに乗って山頂に行きましたが、お釜までトレッキングで2時間。
本日の目的は米沢。
蔵王はこの辺で妥協してもらって1時間ほどで着いたのですが、目的地近くなのにたどり着けず道沿いの駐車場に停車。
駐車場をぐるりと回るとお屋敷のような米沢牛の専門店『吉亭』

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庭師さんたちが庭木の冬支度

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元絹織物問屋とのことで美しく広い庭

ラッキーと遅くなっていた昼食をいただきました。
憐席ですき焼きを食べる人を横目で見ながら、タイム定食を注文。
はい、やはり柔らかくておいしい米沢牛でした。

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お店の方に親切に教えていただいて、私が行きたかった『さしこ工房創匠庵 』に到着。

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ところが事前に調べた定休日は火曜日、月曜なのに閉まっています。
ここは以前NHKのおしゃれ工房に出演され米沢の花ぞうきんのこと一目刺し(刺し子)の模様のいわれなどを話されていた遠藤きよ子先生が主催されているところ。
思案していたら、ご主人が出てきて四国からという言うととにかくと中に入れていただき文化祭で出かけている先生も呼んでくださいました。

テレビで話されていたとおりの山形弁で米沢の花ぞうきんの歴史、そしてギャラリーではなく個人の部屋に飾ってある作品も、気さくな感じで説明していただきました。
いい図案ですねえというと、「創作図案は絶対に人には教えない。刺し子は図案が命。」といわれたことが印象的。

あっという間に時間がたち、帰る予定時間ぎりぎり。
心残りながら、急ぎ先生宅を後にし、相良人形を見るのを断念して仙台に、そして車を渡し空港に。
飛行機から夜景を見下ろしながら、「ああ、もう少し一目刺しのいわれを聞きたかったなあ…」


帰宅して数日後、思ってもいなかった先生からの嬉しい葉書が届きました。
時間があればもっと詳しく説明し刺し子を一緒に刺したのに、と。
「おしょうしな(ありがとう)」は、明るくて優しい先生の口癖。

「おしょうしな、先生。不完全燃焼だった米沢に、回遊魚また泳いでいきまーす。」

posted by うらら at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

錦秋のみちのく 2

泊まった峡雲荘は、行くまでは山奥の秘湯というイメージでしたが、設備も新しく調度品や額もモダンなものでした。
まず気に入ったのが、玄関脇にある囲炉裏横の詩の額。
高村光太郎の『山の少女』という、この場所にぴったりのイメージということで近くの書家の方にお願いしたそうです。

「山の少女」   高村光太郎

山の少女はりすのやうに
夜明けといつしよにとび出して
籠にいつばい栗をとる。
どこか知らない林の奥で
あけびをもぎつて甘露をすする。
やまなしの実をがりがりかじる。

山の少女は霧にかくれて
金茸(きんだけ)銀茸むらさきしめぢ
どうかすると馬喰茸(ばくらうだけ)まで見つけてくる。
さういふ少女も秋十月は野良に出て
紺のサルペに白手拭、
手に研ぎたての鎌を持って
母(がが)ちやや兄(あんこ)にどなられながら
稗を刈ったり粟を刈る。

山の少女は山を恋ふ。
きらりと光る鎌を引いて
遠くにあをい早池峯山が
ときどきそつと見たくなる。


それから二階への階段の踊り場にあった絵文字。

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これは何かわからなくてご主人に尋ねると、『田山暦(めくら暦)』とのこと。
奥深い山の湯で、二つの知識が増えました。


さて、朝湯に浸かり朝食をいただいて「さーて、どこに行こう」と宿を後に。
このあたりは八幡平山頂に通じるので、四国にはない山の風景を楽しむことにしました。

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四国にはない『だけかんば』 木の枝がオブジェのよう…

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どこまでも続く壮大な山々

散歩がてらのドライブを楽しんで再び宿の前を通り、近くにある日本で最初の松川地熱発電所に。
地球に優しいエネルギーということで、東北各県に地熱を利用した地熱発電所が7箇所あります。

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容赦ない自然の力が相手です

松川温泉には三軒の宿が有り、手形のようなものを貰うとどの宿の風呂も利用できます。
その中の一軒、テレビでも紹介されていた洞窟風呂を見に行きました。

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橋を渡った先の洞窟が混浴の露天風呂 このときは女性のみ^^;

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温泉饅頭ならぬ温泉卵


さてさて八幡平温泉郷のあたりをとおって、盛岡に出ることにしました。
しばらくは秋ならではの美しい光景、落ち葉の舞う道が続きます。

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盛岡では有名な南部鉄の工場で買い物をした後、私の大好きな画家深沢紅子野の花美術館』に寄りました。
ここは京都の鴨川を思わせるような、美しい中津川沿いにあります。

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澄んだ川には産卵を終え死んでいる鮭死にそうな鮭 現実の厳しさ

軽井沢の美術館も見ていたので楽しみにしていたのですが、作品は少なくギャラリーといった感じ。
でも川を臨み、入り口には一本の桜。
雰囲気はとてもいいところです。
ついでに近くの地方裁判所にある有名な『石割桜』も一目見ようと歩きました。

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かつて南部藩の家老の屋敷があった場所
この屋敷の庭石の割れ目に桜の種子が飛んできて育ち
樹齢360年を越えるといわれる石割桜

さて昼食は盛岡三大麺のどれにするかと楽しく相談した後、親類の提案でぴょんぴょん舎で盛岡冷麺をいただきました。

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ラ・フランスの薄切りがマッチしておいしい


松島を見たいとの提案で、鳴子温泉は急遽取りやめ仙台方面に。
これが気まま旅のいいところ。
車中で食後の転寝をしていたら、早くも日暮れの雰囲気。
松島に着いたときには、しっかり日暮れ。

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瑞巌寺も閉まっていましたが、残念また来たいと思うのも旅のいいところかも。
なんてのんびり考えながら駐車場までの歩道でふと見上げると、月。

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旅も残すは明日一日。
気仙沼の寿司をつまみつつ話弾んで今夜も「乾杯!」

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2006年11月19日

錦秋のみちのく 1

11月4日から3日間、用事もあって仙台まで出かけました。
8時発の飛行機ですので朝4時過ぎに高松を出発。
早朝ですので連休中とはいえスムーズで、予約していたパーキングにもすんなりわかり空港には7時過ぎに到着。

1時間20分ほどの空の旅、くっきりとそびえる富士山を眺めながら持ち込んでいた空弁のひとつ「柿の葉寿司」をそっと食べつつ、機内誌がフィンランド特集と喜んで読んでいたら早くも仙台。
空港で待ってくれていた親類の車に乗って奥の細道ならぬ、みちのく高速旅で一路『世界遺産候補の中尊寺』に。

車窓からの風景は晩秋に近く、四国では日中は半袖なのにと驚きました。
一ノ関を越えたあたりから渋滞になり、中尊寺を訪れる人の多さがわかります。
参拝途中の月見坂で休憩を兼ねわんこ蕎麦などをいただき少し進むと、美しく紅葉した参道が続きます。

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はるか昔、この地に平和を望み栄えた藤原一族。
金色堂の中の、平安時代の仏師の彫った仏像の表情は穏やかで慈悲深く感動しました。

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連休とあって、ハワイからの団体さんもいて3分間は英語の解説。
外にでて少し進むと松尾芭蕉翁の銅像がありました。

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夏草や 兵どもが 夢のあと
五月雨の 降残してや 光堂


さてさて東北の日暮れは早く、肌寒くなるのと同時に夕暮れが迫ってくるような感じです。
今夜は先月のテレビでも紹介されていた、岩手県の秘湯のひとつ『松川温泉
途中サービスエリアに寄ったら、卓球選手のあいちゃんが車に乗るところ。
小柄ですが色白でテレビで拝見するとおりのかわいい人でした。
その店内で四国にはない珍しいものを発見。

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車を走らせ八幡平温泉近くの橋で眺めた壮大な山全体の紅葉(少し遅すぎましたが)。
そしてまだほの白い満月も見え、ああ学生時代東北を旅したときも満月だったとそのときの光景をおぼろげに思い出しながら感慨深いものがありました。

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橋下を流れる上流松川温泉の水

ほんの少し秋田に抜けるという道を走ると三軒の温泉宿がある松川温泉に。
私たちが泊まった宿は峡雲荘
辺鄙なところですがすぐ近くに地熱発電所があり、景色もよくきれいな宿でとろりとした白濁の湯は秘湯らしくて最高。

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お部屋まで運ばれてくる山菜料理や骨酒に舌鼓を打ちながら、久しぶりの再会とあってお酒も進み話弾んで夜は更けていきました。

posted by うらら at 15:52| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

倉敷散歩

早くブログにアップしないとお堀の萩も散ってしまうし、と先日の休みに出かけた倉敷散歩です。
もちろん目的は本の表紙でお世話になった『胡桃の椅子』のkurumiさんが出品されている蔵書票を見に。
場所は倉敷本町の蟲文庫です。

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メインから少し入った、京都でいうなら町屋風のお店並ぶ通りにあります。
店内に入ると正面の石垣が借景のような中庭。
古書に囲まれた中央に亀がメイン、じゃなくてオーナーの田中さんが腰掛けていてまったりといい雰囲気。
そして右手壁面が蔵書票ワールドでした。

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皆さんの蔵書票

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一色ずつ色が付いて出来上がるまでが一目瞭然

「ところで猫のフランソワたちは?」と尋ねて驚き。
いつもブログでポーズを取っている猫のぬいぐるみの小さくて精巧なこと。
オーナーの方もはじめて見たときは驚きましたとのこと。

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蔵書票もさることながら、とにかく一見の価値あり

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kurumiさんの消しゴムスタンプ

感動の後はぶらぶらと美観地区に向います。
以前食事をした『さくら』のそばやさんの前をとおり、ここには必ず立ち寄ってしまいます。

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国内外のおいしいものを集めたお店 2Fはギャラリー


今日はいつも素通りのアイビースクエアに寄り、中庭を眺めての昼食。

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広いレンガの中庭 一部テラスのようになっています

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金木犀の香りが流れる館外の庭にはいくつかのギャラリー

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アイビーについての立て札に、フムフム…


アイビースクエアをでるとすぐ観光客で賑わうお堀があり、両脇にはギャラリーや食堂、みやげものやなど。

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お堀には萩が満開 のんびり鯉を眺めて時はゆったり

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お堀沿いにある倉敷民芸館に

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館内には数々の民芸品の展示、そして通路から見えるお堀

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外にでて見上げると色付きはじめた木…


さて、倉敷散歩の後は車で20分ほどのところにあるRSKバラ園に。
今月中旬くらいが見頃だそうです。

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でも園内は薔薇のかすかな香りに、広がる薔薇バラ…。

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たくさんの種類、というかバラの名前。
プリンセスアイコもありました。
一番いい香りがしたのは、花は小ぶりの紅日傘だったっけ。

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さてこのバラは? 答えは「すなまは」(反対から読んで)

王女さま気分で散策した後、園内の盆栽展や蘭展を楽しんで汗をかきつつ車中に。
瀬戸大橋の向こうに広がる瀬戸の海、島々。どこまでも澄んだ青空。
いい秋の一日でした。



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2006年09月28日

京都半日

京都で用事があり次の日は「いざ上京!」だったのに、ちょっと気合抜け…。
ということもあって、京都泊まりのあと午前中に帰る予定を午後にして、半日京都人。

いつも京阪三条駅近くが、仮の宿です。
ここがすこぶる便利で、祇園しかり先斗町しかり八坂や三条商店街近辺、錦の市場などは散歩圏。
朝起きて目の前の鴨川を散歩、ではなく三条大橋より鴨川の流れや河原を木の欄干にもたれ眺めて瞑想タイム。

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白鷺に鴨、動きがかわいい

そしてモーニングと、日常と違った京都ならではの贅沢なひととき。
橋を渡り、京都本に登場する内藤の前を過ぎ高瀬川との交差に小川コーヒー(その3軒ほど隣にめなみ)があるけれど、営業時間が遅い。
寺町にあるスマートコーヒーでもいいけれど、奮発して7時半には開店しているイノダコーヒー本店に。
美術館にも行きたいので、今日は自転車です。
三条商店街をぬけ町屋風のお店のディスプレイをわき目に通り過ぎるとレトロな看板の足袋屋さん。ここも時々雑誌に登場します。

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その前にはイノダコーヒー三条店で、その角を左に折れるとすぐイノダコーヒー本店。ずっと向こうには錦市場のアーケードが見えます。
順番待ちのときもありますが早朝なので空いていて、いつも喫煙室のほうに。タバコの煙も天井が高く気にならないし、新聞を読んだり旅人の会話が聞こえるのも楽しいし。

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良い食材で作られたサンドイッチやモーニングセットなどがあり、本日はコーヒーとチーズサンド。
2人なら、クラブハウスサンドがお勧め。

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10年ほど前火事で半焼して改修したのは本店だったか三条店だったか。
とにかく横の通路は以前のままで、ここから外の中庭にでて外でいただいてもいいし、左のレトロな雰囲気の部屋もまたいいし。

朝食を終え次は京都国立近代美術館で開催中の『プライスコレクション 若冲と江戸絵画展』をみに。
三条通りまで戻り橋を渡ってしばらく行くと左に平安神宮の大きな赤い鳥居が見え、その横に京都国立近代美術館(横に京都美術館)。

自然と対峙し繊細に描いた日本画に魅了され、視点の高いプライス氏には感動です。また1Fの特別展示の酒井抱一の絵も季節感たっぷりで心が和みます。
展示物は10/15から後期展示は変わるそう。
感動の後すぐには俗世間に返りたくないのはいつものことで、入り口横の喫茶に。

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スプーンを入れて、写真に気がつきました^^;

豆乳プリンをいただき疎水を眺め帰り時間のチェツクしたら、昼食を済ませておいたほうがいいみたい。
急ぎ自転車を飛ばし、八坂への近道となる古川商店街に。
このなかにあるおいしい手打ち蕎麦をと思ったら定休日でした。
京阪三条駅近く市田ひろみさんお勧めのシコシコ麺のカレー蕎麦をいただき、パワーを充電して京都の半日は終了。

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2006年09月15日

大正町市場に(高知))

高速道路ができて四国内の移動もずいぶん楽で早くなりました。
以前は観音寺から行くには阿波池田(徳島)を通って高知に出ていたので2時間以上かかっていましたが、今では一時間弱。

日曜日、早朝より観音寺での手伝いを終え友人と高知の日曜市に出かけました。
早起きして高松から来ていたので車中では居眠りばかり。
なんだか眠っている間についたような気分ですが、この日は大雨。
目的の日曜市の客も人がすいすい通れるほど。

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芋の茎、カボチャの茎、イタドリ、四角いたけのこ(四方竹)など水茹でしたものがあり、茎は油いためのあと炊くとおいしいそう。

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市や市場を歩くと四国内でも県によって産物や食するものの違いがよくわかります。
高知のしょうがは有名で新ショウガを買ったりおいしそうなサツマイモの小さなのや安くて新鮮なものを買い込みました。
さてさて雨はひどいし、このまま帰るのも…。
と考えていたら「そうだ、大正町市場に行こう!」ということに。

高知市から再び高速に乗り終わりの須崎東で一般道に下り、太平洋を左手に見ながらしばらく走ると青柳祐介の漫画『土佐の一本釣り』の舞台久礼町に着きます。
ここに最近バスツアーも出ている大正町市場が。

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着いたときは雨の影響か人も少なかったのですが、そのうち段々と人が増えてきました。
粉に工夫がというお好み焼きの小型、ホットプレートで焼いている「はまちゃん焼き」というのがありました。
多分粉がつをを溶いた粉に入れてるのではと思いつつ、¥100で買って食べたらなかなかのもの。
うつぼのから揚げやひじきの天ぷら。
このひじきの天ぷらも小さな野菜と輪切りのちくわでサクサクしておいしい。

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猟師のおくさんたちが宗田かつおの子、新子というのを¥50で三枚に下ろし小さな切り身にして売っています。
かつおのたたきは店頭で焼いてくれたたり、近くの黒潮工房ではワラで焼いての体験コーナーもあります。
そして、お目当てのかつおどんぶりやかつおのたたき定食を市場内の浜ちゃん食堂で「いただきまーす」。

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空腹だったので食べ終わって写真に気がつき、とりあえずメニュー(^^ゞ

私はご飯にかつおの切り身ととろろ芋がのっている「かつおどんぶり」をいただいたのですが、ここのかつおは新鮮でおいしくてしかも安い。
食べ終わると同時にまた今度いつ来れるかなあと思ってしまいます。

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近くの小さな美術館などにも行きたかったのですが、そろそろ帰らないと。
海岸近くの駐車場に向う途中、鯵のミンチを作っているおじさんがいました。
尋ねると、鯵に食べさせるそうですが…?。

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漁師町の玄関にはまだ茶色くなったしめ縄飾りがあります。
これもこの地方、この町ならではの慣習なのでしょうか。
海が見えてきました。太平洋です。

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ふるさと海岸

薄曇で太平洋らしくありませんが、海岸には海を見つめる青柳祐介の像と鰹の供養碑。
その近くには町が何度も津波などの天災に遭っていることが書かれた札があり、歴史を感じる日久礼神社がゆったりとあります。

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さて、家路に向う前にスイートタイム。
建物前には人はいず、なかの1Fのショーケースの前には人が並んでいます。
2Fは海が見えるのどかな喫茶 風工房
コーヒー片手にイチゴ農家の奥さん方8人で作られている素朴な味のショートケーキをゆっくり味わって。

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地産地消の優しくて活気のある町久礼。
かつおどんぶりに惹かれてか、ぜひまた来てみたいと思う町でした。
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2006年07月14日

リトアニア 10

リトアニア、というか今回の旅最後の日。
プライペダのホテルに荷物を置いたまま、少し散歩して出発することに。

運河沿いの広場でフリーマーケットをしているのが見えました。

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運河に停まっていた帆船

早速立ち寄って、ストールなどのリネン製品をいくつか買いました。
時間とともに出店数と人がが増えてきます。

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広場内の特設ステージで、民族衣装の人たちが歌い始めました。
彼女の説明によると、このあたりの国々の人はこういった歌や踊りの小さなイベントをよく楽しむそうです。

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バスタ−ミナルの通りに向かっていると、結婚式途中のカップルに。
今回の旅で見かけた三組目のカップル。

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再びバスに乗り5時間半、首都ヴイリニスに。

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広い平原には手植えしたのだと思われる木が所々に
詩的でちょっと不思議な光景

ヴイリニスには泊まったホテルにトランクを預けています。
今夜もこのビジネスホテルに宿泊。

夕食も兼ねて旧市街を歩くことにしました。
彼女は2度目だし、私よりずっと真面目に観光してるので案内してもらうことにしました。
彼女がお勧めの白い教会までは歩く元気がなく、郊外のカウナス城に行く時間はなし。

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とにかく旧市街をと、夜明けの門から。
街を囲んだ城壁の一部で、街中に入るには9つの門があったけれど今はここだけ。

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ケーキやさんで、アイスクリームを

観光客が行きかうビリエス通りで、アコーディオンを弾いてるのが見えました。
「ミリオンローズ」ってリクエストしたけど、やっぱり通じません。
歌の得意な友人がハミングするとにっこり笑ってすぐ、百万本の薔薇の演奏が始まりました。

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やはり美人に弱いのはどの国も同じ。
たたずんで聞いていたら、道行く男性が立ち止まりコインを入れます。
美しい彼女は微笑みながら演奏を続けます。
私もお礼のコインをちょっとはずんで。

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懸命にフルートを吹いていた少年には、誰もコインを入れてくれません。
そっと入れるとフルートを吹きながら、ぽっと紅くなりました。
おばさんも横笛仲間だからね。

足を運んで丘の上にあるゲディミナス城に。(中は現在博物館)
レンガの建物の旧市街が一望できます。

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歩き疲れて最後の晩餐。
先日蜂蜜ビールを飲んだヴィリニーズに案内し、ビールで乾杯。
旅の最後の夜は更けて(もちろんまだ明るい)、お酒の酔いもあってかちょっと感傷的に。

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街角の花売りのマダムから、友人に花を選んでもらいました。
私からのプレゼント、といっても40円くらいですが。

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彼女が好きだと選んだのは忘れな草。
もう一泊する彼女の枕元のスタンド横に、プレゼント。


これでたくさんのドキドキやワクワクの旅のブログは終わり。
旅で出会った人やこの長々とした旅のブログを読んでくださった人に、心をこめて「アチュッ!」。
posted by うらら at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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