2007年12月04日

堤人形

先月仙台に行った折、ホテルのチェックインには2時間ほど早く、東北三大土人形の一つ『堤人形』をたずねてみることにしました。
東北三大土人形は以前ブログにもアップした山形県の(米沢市)相良人形、岩手県(花巻市)の花巻人形、そして宮城県(仙台市)の堤人形。
京都の伏見人形の流れを汲み、素朴な愛らしい人形です。

仙台駅でタクシーの運転手さんに行き先を告げると、その方も一度はと興味を持っていたとのこと。
仙台市のガイドブックに資料館と書かかれた、『つつみのおひなっこや』
販売所のような小さな店舗のショーケースには様様の堤人形。
干支の置物として、雑誌サライにも紹介されていました。

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まずご主人に現存している登り窯と資料室に案内していただきました。
煙害とかの環境の規制により今は使っていないけど、子供達のワークショップのときは一部使用されるそうです。

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仕事部屋だった資料室。

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大きな甕は時代劇に出てくる、土間の片隅に水を入れて置かれていたもの。
時代劇といっても、水道がつくまではこれが給水甕です。

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甕と一緒に展示されているのが、細工された鬼瓦。
龍もありました。

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珍しいウサギもあり、伊達の殿さまが兎年とかで好まれたそうです。

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甕や瓦が主体で、職人が仕事の合間に作っていたのが土人形です。
昭和初期まではこのあたり一帯が同じように登り窯を持ち、モクモクと煙を上げていたとか。
それが今ではここ一軒のみですが、ここも広い道路がつくため立ち退くそうで登り窯はそれまでのみ…。
窓の向こうに迫り来る工事中の道路を見ながら、ご主人が残念そうに話されました。

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暗い一部屋には当家の絵巻物があり、昔のこのあたりの様子がわかります。

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先祖からの古い土人形。

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色をつける前の素焼きの人形。

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古い部屋で古いものを見続けたので、販売所のような店舗に戻ると展示されている人形がいきいきとして見えました。

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人形の袖の家紋は『竹に雀』で、伊達家のもの。

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ニコニコと友人が来たように、コーヒーといちじくの煮たのを出してくれました。
青い小ぶりのものを煮るそうですが、コーヒーにあっておいしい。
東北の人の素朴な暖かさが伝わってきます。

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土人形の大好きの友などにかわいい表情やとぼけた表情の猫を購入。
ご主人やご家族の方に見送られ、ずっと一緒に見学していた運転手さん(個人タクシー)と話し弾みながら彼のお勧めスポットへと向いました。












posted by うらら at 14:04| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ウサギの瓦やぁ 凄いなぁ

ねずみさんも可愛らしいし素焼きの人形さんも可愛らしい。

ひと時ホッとする画像をありがとうございます。

で おかげんいかがですか?
Posted by 明美 at 2007年12月04日 17:08
明美さん

すっかり元の私になり、日々駆け足状態です。^^;

堤人形、素朴ですが愛らしい表情をして心が和みました。
ただ人形を身近に置くのは苦手なので、好きな友人のお土産用に。
リアルな人形はより苦手です。
布地の柄も人形柄は一切仕入れませんでした。
(時々いると仕入先では言ってましたが)

さてさて、12月も前半終わりました。
あ〜、気分だけあせりますッ!


Posted by うらら at 2007年12月07日 08:57
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