2007年10月19日

空也の最中

CIMG3680.JPG

『空也』といえば知る人ぞ知る、銀座土産の有名な最中。
夏目漱石の「吾輩は猫である」の中に空也餅が登場していたそうで、歴史は古く明治十七年の創業。伝統の最中の味は皮はパリッと香ばしく、あんは甘さひかえめ。ひいきの歌舞伎役者も多い。


そんな内容のことを書いた婦人雑誌を読んで、10年ほど前上京した機会に早起きしてお店に向った。
寒い2月の末。
手をこすり鼻水をティッシュで押さえながら、お店の前で数人の人と並んで開店を待つ。
無表情の店員さんがお店を出たり入ったりと準備をし、最中の期待が高まるなか時間が来て開店。

「予約してますか」
「えっ、いえ…」
「じゃ、ありません」
いらっしゃいませの一言もなければ、ずっと無表情のまま。
「でも○○って本には予約が必要なんて書いてませんでしたよ」
「雑誌社が勝手に取材したことでうちには関係ありません」
「四国から楽しみにきたんです。少しでも分けていただけませんか」
「ありませんッ」

怒り心頭でお店を後にし、公衆電話の電話帳で番号を調べ雑誌社に電話。
雑誌社の人は変なおばさんの陳情に心優しく謝ってくれた。
それで少しは気持ちも治まったけど、もう空也の最中なんか絶対食べないと心に誓った。
数ヵ月後私の話を聞いた友人が、上京した折私のために予約してお土産として届けてくれた。
絶対食べないつもりだったけど、そこが意思の弱い私。
そうっと一口、二口…。
天下の銀座土産の最中がこの程度の味、と拍子抜けした。
これなら通の友人からいただく東京土産、『小笹』の最中のほうがずつと美味しい。

そんな空也の最中を今日友人から頂いた。
お茶をいれ、何の気なく食べたら美味しい。
自称B級グルメと豪語?している私としては妙な気分で、ネットの書き込みをチェツクしてみた。
店員の態度が横柄などと書いているのあり、肝心の最中の評価は「絶品」派と「がっくり」派に。
あれこれ思い込まずにいただくと、さっぱりとした美味しい最中なのかも。

この最中、予約制ではないけれど人気があるので事前になかなか繋がらない電話に予約をしておかないと買えず、地方発送もなし。
などとつい長々と書いてしまったが決して暇なわけではなく、ついついあの10年前の思いを書いてみたくなったので…。
ああっ、明日は早朝より大阪だった!!


posted by うらら at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
会いたいのになあ 
今日は昼から夕方以外はあいてるのに 号泣
Posted by 明美 at 2007年10月20日 07:05
明美さん、おはよう〜♪

この日「残念」とはいえず、3時までに高松に帰り着く。
先方で生地を見て注文した後社長さんからあれこれ情報をいただき
列車の中で昼食、ととんぼ返り。

後の飲み会主体のボーリング大会が3時半から。
3ヶ月前から決まっていたので仕方ありません。
1ピン差のブービーという成績なのにねえ…。(恥)

しばらく仕事に没頭し、また上阪しますので、そのときはヨロシク!(^^)v
Posted by うらら at 2007年10月22日 09:28
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