2007年07月16日

迷ホスト、和の文化をともに

やや疲れもとれたのか、はたまたカラオケに疲れは関係ないのか。
高知で体験したカラオケが楽しかったらしく、姪たちに頼んでカラオケに連れて行ってもらいました。
とても楽しかったと上機嫌です。

が、日本の文化に触れたいと書かれてあったのを真に受けている迷ホストは事前に予定を組んでしまっていました。
タイーヤードでも、せっかくのスケジュールを消化させなくては。
そんな時ネットフレンドのマリさんから、「何気ない日常を送らせるのが一番。高校生くらいだと国際電話をかけさせてあげると喜びますよ」のメールが届いていました。

ロブはパーソナルコンピューター(パソコンと言って首を傾げられました…)で毎日連絡を取っているのでノー。
アレックスはまだ15才だからかにっこり笑顔で「オー」ととても嬉しそうで、即電話でした。


スケジュールのなかから省こうとした陶芸は、本人達の希望で香川県の西、観音寺に。
幼馴染が窯まで持っていて頼んでありました。
陶芸に彼らがとても熱心なのにはちょっと驚き。

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すでに来ていた人も交えて、5人でドッタンバッタンと手びねり

ロブは低めのカフェオレボールのようなのを希望し作成。

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アレックスは頑としてカップを希望し、あれこれと手を加えます。

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その後、幼馴染み手づくりの白玉団子をいただきました。
だけどアレックスは奈良で食べた「こんにゃく」がよほど嫌だったらしく、ぷよぷよしたものは口に入れません。
二人ともお箸は上手に使い、なんにでもチャレンジします。
二人の好物はどうやら海老のようで、海老の天ぷら、エビチリ、お好み焼きも海老。

昼食に讃岐うどんと天ぷら(海老は一瞬に)を食べ、高速道に乗る前に観音寺にある砂絵の銭形『寛永通宝』を。
時代劇銭形平次のテーマソングとともにここの映像が、なんて言えるはずもなく片言の英語を結集して説明したのですが、「オー」と眺めただけ…。

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女性二人がずっと移動しません 右手向こうに銭型


高松に戻り私が以前より見学したかったところで、今回一番にコンタクトを取ってあったところがあります。
「讃岐三白」という香川の特産物をいった言葉があり、砂糖(和三盆)、塩、綿(わた)。
この和三盆を使ったお菓子には木型が必要で、今全国で6人いる木型職人の中で最年少の伝統工芸士市原さん
最近はテレビにも出演したりと有名人でありますが、着物雑誌『七緒』や冊子『いろは』でも特集されました。

時間通りに到着するとジーンズ姿で気さくに迎えて下さり、外国の人は始めてと、笑顔で工房に入れていただきました。

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展示されている木型に圧倒されます。

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これは木型を基に作られたガラス。

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ルイビトンの月餅の木型を作られたことは雑誌でも紹介されていましたし、今では海外からお菓子の木型以外の依頼もありとても忙しそう。
そして、現在日本橋三越にディスプレイされている金魚の説明をしていただきました。

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このあと仕事部屋を拝見し、ビデオや工程の説明をしていただきました。

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木型に使われる木はなんだろうと思ったら、山桜の100年くらいたったものだそう。

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再び工房に戻り、実際にそれぞれ木型を使用し型抜きを体験。
まず木型に砂糖をつめ、木べらで押さえまっすぐにします。

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板を載せ反対にして下に置き、そっと木型をはずします。

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はい、ご覧の通り砂糖の鯛。

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市原さんは多趣味の方で、音楽もプロ並。
作詞されている譜面を拝見したりと、楽しい見学のひとときでした。

「市原さん、本当にありがとうございました」


と、彼ら以上に私がが感動し車に乗ると再び「タイヤード」
お願いしてあった友人の茶室訪問は、彼らを昼寝させた後お詫びをかねて出かけました。

しっとりと木々や茶花が広がる庭の横に、広い茶室。
その奥には正式の立派な茶室が設えてあり、たくさんの茶道具に圧倒されました。

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初咲きの芙蓉の花が本日のご馳走

広い茶室で彼らのために用意してくれていたお菓子いただきお茶を。

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一種類のところを花火や桃、ほうずきなどのお饅頭。
そして干菓子。

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お湯の沸く音のみが聞こえる静けさ。
正装した友人や知人にお茶を点てていただき、心和むひとときを過ごさせていただきました。
スケジュールの立て方の拙さを反省しつつ、日本のこの良き文化に彼らが同席でないことがとても残念。


4泊5日は長いようであっという間でした。
数日間一緒に過ごした彼らから学んだことはいくつもあり、別れのときは「シーユーアゲイン」の言葉に涙がでそうに…。

帰った後片づけながらはっと気づきました。
「しまった!! 下手の横笛聴いてもらうつもりだったのにー」




posted by うらら at 15:58| Comment(3) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様でした 
色々企画され案内されて 大変でしたね
でも楽しそう!!
ああ これが私が心奪われた 金魚さんですか!? 高松三越の明日近くまで行く予定があるので又見に行ってみます
今度は もっとじっくりと...
 
ホントに工房すごく実家から近いので見てみたいです
一般人でも見せてくれるかしら? 頼んでみようかなあ...
Posted by りえぽん at 2007年07月18日 00:42
りえぼんさん、こんにちは〜。

市原さん、というか巨匠さんはとても気さくな方でした。
たくさんの木型に圧倒されますよ。

5月にはカンペイちゃんがきて、ニョッキンセブンに出演されたそうです。
私はあまりテレビを見ないので知りませんでしたが。^^;
私は雑誌で知ったのですが、たくさんの木型は一見の価値ありです。

さーて、私も高松三越まで見に行かなくては…。

Posted by うらら at 2007年07月19日 13:12
昨日見てきましたが 高松三越の金魚さんは立体的じゃないので 簡易バージョンかもしれません
でも やっぱりステキでしたけど...

気さくな方なのですね  ちょっと工房前通ってみます
Posted by りえぽん at 2007年07月19日 20:57
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